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金物の街・新潟燕三条に本社を構える家庭用品総合卸商社プラスリブによるテーブルウェアブランド。 社会のため、地球のため、未来のため。天然物由来の環境に配慮した商材を中心に企画、製造を行なっています。
毎日の食事。食材にこだわるように、それをのせる食器にもこだわりを。
暖(おん)の器は、会津漆器で知られる会津の職人が北海道旭川産の木材を使って整形し作られています。
無垢材を削り、丁寧に下処理を加えた器は、素材本来のあたたかみを損なうことなく丈夫に仕上がり、末永く使い続けることができます。
使い続けるほどに手に馴染んでいく暖(おん)の器は、一つとして同じものがない天然の木目で、食卓にやさしさ、ぬくもりを加えます。
器の素材となる木材は、全て北海道旭川産のものを使用。北海道の森林は、寒冷気候の厳しい自然条件によってゆっくりと成長するため、木材の密度や強度が高く品質に優れています。
木は湿気を吸うと膨張し、乾燥すると収縮します。この動きを少なくするため切りだした木を時間をかけて乾燥させます。 その後、荒型と言われる器の大きさに合わせて木を切り出し、さらに割れないようにゆっくり時間をかけて乾燥させ水分を調整します。
乾燥させた荒型を鈴木式ろくろ(明治時代に会津で開発され、日本に数台しか残っていない希少性の高いろくろ)を使って、職人がひとつひとつ挽いて木地を作っていきます。
目止めとは、器を長持ちさせるための重要な工程で、木の道管(水や養分を運ぶための管)に蓋をする作業のことを言います。木材は吸湿性が高く、水分を吸収した状態が続くとカビの繁殖につながり腐敗します。この下処理を丁寧に行うことによって、湿気の吸収を抑えられ器は長く使い続けられるようになります。
温度や湿度によって塗料の配合を変え、木材本来の風合いを損なうことが無いよう丁寧にウレタン塗料を塗装します。
暖(おん)の器は、贅沢なものでもなく、なくてはならないものでもありませんが、 あるだけで日々の暮らしがちょっとだけ豊かになる、そんな心地よさを感じていただけたら幸いです。